バッテリーメンテナンス
燃料を効果的に燃焼させるために
燃料を効果的に燃焼させるためにはスパークプラグの火花が強くなくてはなりません。強い火花を出すためには強い電気が必要になります。
そのためにはバッテリーのメンテナンスも必要になるわけです。
基本はガソリンスタンドや整備工場に頼みましょう
バッテリーのメンテナンスは大変危険な作業です。
まずバッテリーの中に入っている電解液は希硫酸という劇物です。皮膚や服につかないよう十分注意する必要があります。
またバッテリーの発電時には水素ガスが発生します。水素ガスは引火性が強く、ちょっとした静電気などでも発火する恐れがあり大変危険です。
このようにメンテナンスは慣れていないと大変危険ですので専門家にまかせてしまいましょう。
バッテリーの種類について
バッテリーのメンテナンス方法はバッテリーの種類によって多少違ってきます。まずはご自分の車のバッテリーの種類を確認してみましょう。
現在バッテリーには2つのタイプが存在します。1つはローアンチモンタイプ。もう1つはメンテナンスフリータイプ。
現在の主流はメンテナンスフリータイプです。
判別方法ですが、バッテリー上部に電解液を入れるための丸い穴が開いていない場合、(これを密閉型といいます)間違いなくメンテナンスフリータイプです。丸い穴が等間隔にならんでいる場合(これを開放型といいます)は、バッテリーの型番号を確認してみて下さい。型番号にMFの文字が入っている場合はメンテナンスフリーだと思われます。
それでも判別が出来ない場合は、型番号をもとにインターネットで検索すると判断出来るかと思います。
バッテリーのメンテナンス方法について
まず、密閉型の場合は補充液の補充が出来ません。ですので電圧が下がってきたと感じたら寿命ですので交換して下さい。
通常バッテリーの寿命はおよそ3年程度ですが、メンテナンスフリータイプの場合は突然電圧が下がり出しますので交換時期が分かるかと思います。
メンテナンスフリータイプでも開放型の場合は補充液の補充でわずかながら寿命を延ばすことが出来ます。
補充液の補充はバッテリー側面から液の高さを確認し、液がLOWER LEVEL~UPPER LEVELの間にあることを確認して下さい。
もし、液の高さがLOWER LEVELより低い場合は、補充液をUPPER LEVELまで補充して下さい。